MESSAGE

私はこれまで13年間、病院で理学療法士としてリハビリに携わり、脳梗塞や整形疾患の患者さまを中心に、身体の機能回復をサポートしてきました。その中で感じ続けていたのが、「もっと早く身体をケアしていれば、こんなにつらい思いをせずに過ごせたのに…」という想いです。

実際に入院される患者さまの多くは、以前から不調を感じていたにもかかわらず、「どこに行けばいいかわからなかった」「忙しくて、つい自分の身体のことは後回しにしていた」そんな理由で、状態が悪化するまで何もできずにいた方ばかりでした。そして病院に来られたときには、すでに動けないほどつらい状態になっている。私は何度も、「もっと早く見せに来てくれたら、きっと違う未来があったのに」と悔しい気持ちになりました。

それでも、リハビリや適切なトレーニングを続ければ、身体はしっかりと応えてくれます。「もっと早く身体を見てもらいたかった」「あなたにもっと早く会っていれば、人生が変わっていた」そんな言葉を、何人もの方からいただいてきました。この経験から私は、もっと身近に、そして理論的に身体と向き合える場所が必要だと感じ、base BODYを立ち上げました。

ここでは、医療現場で培った経験をもとに身体の状態を正しく見立て、“本来の自然な動き”を取り戻すためのサポートを行っています。無理なく、安心して、長く続けられる場所として。

10年先も、健康に動ける身体を一緒につくっていきましょう。